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読み放題で雑誌を開いたら、ページが飛んでいた。写真が白く塗りつぶされていた。そんな経験をして、この記事にたどり着いた方が多いと思います。
結論から書くと、サービス側の不具合ではありません。電子版を作る段階で、紙の雑誌から外れるページがあります。
この記事では、何がどういう理由で読めなくなるのか、どんな雑誌で起きやすいのかを整理します。
この記事でわかること
- 読めないページが生まれる3つの理由
- サービスを変えれば解決するのかどうか
- 申し込む前に確かめる方法
読み放題でも全ページが読めるとは限りません
電子書籍ストアで雑誌を買おうとすると、商品説明に次のような注記が入っていることがあります。
電子版では、紙の雑誌と内容が一部異なり、非表示もしくは掲載されないページがある他、特別付録はついておりません。なお、電子版からは、誌面の一部を切り取って使用する応募券やクーポンはご利用いただけません。
これは単品で買う電子版の説明ですが、読み放題で配信されるものも同じデータです。つまり読み放題だから削られているわけではありません。
紙と電子で中身が変わるのは、出版社が電子版を作る時点で決まっています。
読めない理由は大きく3つに分かれます
1. 権利の都合で掲載できないページ
いちばん多いのがこれです。写真やイラストを使う許可が、紙だけに限られている場合があります。
人物の写真が白く塗りつぶされていたり、ページごと飛ばされていたりするのは、この理由によるものです。
紙の雑誌に載せる契約と、電子で配信する契約は別に結ばれます。電子の許可が取れなかった素材が、そのまま抜ける形になります。
2. 付録と別冊
紙に付いてくる付録は、電子版には含まれません。ポーチや化粧品のサンプルのような物はもちろん、紙でできた別冊付録も付かないことがあります。
手芸誌の実物大型紙も、付録の扱いになります。作り方の解説ページは読めても、型紙そのものは手に入らない場合があるわけです。
作品を実際に作る目的なら、ここは事前に確かめておきたいところです。
3. 切り取って使うもの
応募券やクーポンは、画面からは切り取れません。
読者プレゼントに応募するとき、誌面の応募券を貼ったハガキが必要な企画があります。こうしたものは電子版では完結しません。
一方で、応募先がWebフォームで、誌面に書かれたキーワードを入力するだけなら、電子版からでも応募できます。企画によって変わると考えてください。
サービスを変えても解決しないことが多いです
「別のサービスなら全部読めるのでは」と考えたくなりますが、配信されるデータは出版社が作ったものです。
同じ雑誌の同じ号であれば、どのサービスで読んでも抜けているページは基本的に同じになります。
ただし次の2つは、サービスによって差が出ます。
- その雑誌を配信しているかどうか
- 何号前まで読めるか
読みたい雑誌が配信対象に入っていなければ、そもそも開けません。サービス選びで効いてくるのは、ページの抜けよりもこちらです。
| サービス | 月額 | 3ヶ月 | 年額 | 無料期間 |
|---|---|---|---|---|
| dマガジン | 580円 | — | — | 31日間 |
| 楽天マガジン | 597円 割引時 537円 | 1,650円 割引時 1,485円 | 5,980円 割引時 5,382円 | 31日間 |
| ブック放題 | 550円 | — | — | 最大1ヶ月 雑誌20冊まで |
| ブックパス | 618円 | — | — | 30日間 |
| Kindle Unlimited | 980円 | — | — | 30日間 |
| Prime Reading | 600円 | — | 5,900円 | 30日間 |
| U-NEXT | 2,189円 | — | — | 31日間 |
| タブホ | 550円 | — | — | 24時間 |
| FODマガジン | 976円 | — | — | なし |
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読めないページが出やすい雑誌の傾向
すべての雑誌で起きるわけではありません。文章が中心の雑誌では、ほとんど気にならないと思います。
抜けが目立ちやすいのは、次のような誌面です。
| ジャンル | 気をつけたいところ |
|---|---|
| 芸能・エンタメ | 出演者の写真が中心。権利の都合で抜けやすい |
| 女性ファッション | モデルやブランドの写真。付録が目当ての号もある |
| 手芸・ソーイング | 実物大型紙が付録扱いになる |
| キッズ・ファミリー | 付録が誌面の一部になっている |
| 懸賞・プレゼント企画 | 応募券が切り取れない |
逆に、ビジネス誌や週刊の経済誌、専門誌などは文章と図表が中心なので、紙とほぼ同じ内容で読めます。
読みたい雑誌がどちらに近いかで、読み放題との相性は変わってきます。
申し込む前に確かめる方法
どのページが抜けるかは公表されていません。号によっても変わるため、事前に知る手立てがないのが実情です。
ただ、主要なサービスには無料で試せる期間があります。その間に実際の誌面を開いて確かめるのが、いちばん確実な方法です。
無料期間に見ておきたいこと
- 読みたい雑誌が配信対象に入っているか
- 目次のページ数と、実際に開けるページが合っているか
- 目当ての連載や企画が載っているか
目次と中身を突き合わせると、抜けているページがあるかどうかは見当がつきます。気になる号で一度やってみてください。
それでも読み放題を使う意味はあるか
ここまで読んで、紙で買ったほうがいいのではと感じた方もいると思います。
判断の目安はこうなります。
- 付録や型紙、応募券が目当ての号 → 紙で買う
- 記事を読むのが目的、複数の雑誌を読む → 読み放題
- 1冊だけ手元に置きたい → 電子書籍で単号購入
読み放題は、雑誌1冊ぶんの値段で何誌も読めるところに値打ちがあります。気になる号だけ紙で買い足す、という使い分けをしている人も少なくありません。
どのサービスも同じデータを配信しているので、選ぶ基準は読みたい雑誌が揃っているかと、月額をいくらに抑えるかの2つになります。
まとめ
この記事のまとめ
- 読めないページは、出版社が電子版を作る段階で決まっている
- 理由は権利、付録、切り取って使うものの3つ
- サービスを変えても、同じ号なら抜けるページは基本的に同じ
- 文章が中心の雑誌なら、紙とほぼ同じ内容で読める
抜けるページがあると知ったうえで使えば、がっかりすることは減ります。まずは無料の期間に、読みたい雑誌を実際に開いて確かめてみてください。

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